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Various / Dig It International 1995 Club Compilation Volume 2
¥1,500
90’sアンダーグラウンド・ハウスの旨味がギュッと詰まった、Dig It International のプロモ仕様3枚組コンピ。クラブ現場で使われることを想定した、実用性とフロア感強めのセレクション。 Karen Pollard「Take Me Back」、Janet Rushmore「Try My Love」といった王道ヴォーカル曲を軸に、LuvDup、D.S.P. など当時のクラブを代表するリミキサー陣が躍動。ヴォーカル物からダブ、トラック系まで幅広く、90’s US/UKハウスの“鉄板どころ”がここにまとまっている。 Side D / Jackie Cohen – Show Me The Way (Who’s Pierre Mix)。 Freaky Chakra の持つ硬質でヒプノティックな質感に加え、DJ Pierreラインのアシッディーでウネるグルーヴを想起させる、非常に強力なダンスフロア向けアレンジ。 ミニマルな構成ながら、じりじりとテンションを上げていくトラックの作りは、90年代中盤特有の“ディープでスモーキーなハウス”の最も美味しいところを引き出している。 プロモらしいDJ向けの構成、実用的な選曲、質の高いリミックス、そしてSide Dの隠れアシッド/トラック系キラー。通常のコンピでは拾えない“現場目線のチョイス”が魅力の一枚。 ■ Dig It International – DIGLP 002 ■ 1995 (US) ■ Vinyl 12' x 3 ■ Condition: 盤 VG+ / Cover Generic ■ Tracklist A1. Karen Pollard / Take Me Back (Dig It Vocal Mix) A2. Rhythm Section / Feelin' Happy (D.S.P. Dub) B. The Foot Club / Driftwood (LuvDup's Amazing Dub) C1. Kama / No Trouble (George's Dub) C2. Kama / No Trouble (Definition Of A Track) D. Jackie Cohen / Show Me The Way (Who's Pierre Mix) E1. Karen Pollard / Take Me Back (Vocal Slam Mix) E2. Janet Rushmore / Try My Love (Dub Mix) F1. Appetite / Love Makes You Stupid F2. Janet Rushmore / Try My Love (Sax Mix)
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Studio 32 & Luis Radio / Universal Grooves E.P.
¥2,000
90’sニューヨーク・ハウスの中でも、“黒さ・温度・躍動感”がちょうどいい塩梅で詰まったKult Recordsの名作EP。 Luis Radio(イタリア・ローマ)の職人技とNYローカルの感覚が自然に混ざった、温かくてクラシカル、そしてハイブリッドなハウスを楽しめる1枚。 A面 “Funky Organ” はタイトル通りのオルガンハウスだが、ただの90s王道ではなく、 流れのキレ、コードのハマり方、グルーヴの落とし所が絶妙で、“ダサさゼロの本格派”オルガン。 ガラージ〜アフターアワーズでも使える、軽やかで品のあるピークチューン。 B1 “Philly Flute” は、ふわっと浮くフルートと温かいコードで魅せる、 フィリーソウルの幸福感をハウスに落とし込んだ1曲。 DJが長く回すほどじわじわ効いてくる、NYらしい多幸感。 そしてB2 “Universal Groove” はこのEPの隠れハイライト。 ミニマルな構成に軽いスウィングを乗せた、90s NYディープの“揺れ”を凝縮した万能ツール。 ピーク前にも、朝方の心地よさにもいけるタイプのトラック。 全曲が嫌味ゼロ、普遍的、ブラックミュージック愛に満ちた仕上がり。 ■ Kult Records – KULO 995 ■ 1996 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / Cover Generic ■ Tracklist A. Funky Organ 8:30 B1. Philly Flute 8:51 B2. Universal Groove 5:23
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Paradise Presents Afrikali / Out Of The Jungle
¥1,800
アフロ、パーカッション、部族ヴォイス、そしてハウスのグルーヴが奇跡的に混ざり合ったEarly 90’sトライバル・ハウスの異端作。 ニューヨーク名門 Easy Street からのリリースながら、ガラージ〜アフロスピリチュアル路線に突っ切った完全「現場ウォリアー向け」の一枚。 A1 “The Truth Mix” は土臭いパーカッションと呪術的ヴォイスがうねり、90年代的なNYグルーヴの中にもプリミティブな力強さが宿る、ディープハウスとトライバルの中間地点。 ディープに落とすなら A2 “Deep Dub Mix”、フロアのテンションを上げるなら B1 “Dancing Flute Mix”、さらにツールとして機能する“Percapella”まで収録。 ■ Easy Street Records – EZS-7561 ■ 1990 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / Cover Generic ■ Tracklist A1. Out Of The Jungle (The Truth Mix) 7:09 A2. Out Of The Jungle (Deep Dub Mix) 6:14 B1. Out Of The Jungle (Dancing Flute Mix) 5:36 B2. Out Of The Jungle (Freedom Dub Mix) 3:15 B3. Out Of The Jungle (Percapella) 2:46
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Urban Soul / Alright
¥1,000
NYハウス黄金期を語る上で外せない Urban Soul=Roland Clark の代表作。 高揚感と希望をまとったヴォーカル、タイトにうねるリズム、そして聴くたびに胸が熱くなる“あの”フレーズ。「ハウスは魂だ」と言わんばかりの一枚で、90sハウスを愛する者なら必ず通る道。複数のクラブミックスやダブを収録したDJ仕様盤で、おそらく今でも世界のどこかのフロアで息づく真のクラシックと言える一枚。 ■ Chrysalis – V 23712 ■ 1991 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 EX+ / Cover EX+ ■ Tracklist A1. Alright (Radio Edit) 4:59 A2. Alright (Extended) 7:20 A3. Alright (Club Mix) 7:20 B1. Alright (Norty Boy Mix) 7:50 B2. Alright (Super Dub Mix) 6:25 B3. Alright (Zanzi Club Mix) 7:32
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Taana Gardner / What Can I Do For You
¥1,000
「Heartbeat」で知られるNYディスコの歌姫 Taana Gardner が90年代に放った、知られざるフロア仕様12インチ。ゴスペルの熱を帯びたヴォーカルが、90sらしいタイトなビートとダビーな低域の上で力強く舞い上がる、ディスコの魂がハウスの肉体を得たハイブリッド・クラシック。Club Mixはもちろん、Luv Dub〜Deep Dubの空間処理も秀逸。 ■ E Legal – ELS-846212 ■ 1992 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / Cover Generic ■ Tracklist A1. What Can I Do For You (Club Mix) 7:25 A2. What Can I Do For You (Radio) 3:58 B1. What Can I Do For You (Luv Dub) 6:12 B2. What Can I Do For You (Deep Dub) 6:05
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Infra-Red - When Luv's The Feeling (Remix)
¥1,800
90'sカナディアンディープハウスの名門[STROBE RECORDS]。 カナダトロント出身でSTROBEを起ち上げた才人Ron AllenによるディープにうねるB1"LOVE ME, LOVE ME"が極上。オールドスクールな仕上がりのHayden Andreによる2カットも収録。 90年代ハウスの王道を感じさせつつ、ディープでソウルフルな魅力を兼ね備えた名作。ヴォーカルハウスとしてのエモーションを保ちつつ、リミックスではよりフロア映えするビートとディープなベースラインが加えられ、原曲の温かさを引き立てつつ新たな表情を見せる。 甘く包み込むヴォーカルが、心にじんわり染みるグルーヴと溶け合い、聴く者の感情を揺さぶる。パーカッションやリズムの微妙な揺らぎが、フロアでじわじわ熱を帯びる効果を持ち、ディープハウス好きにはたまらない質感を提供。 コレクター心をくすぐるだけでなく、音楽を純粋に楽しみたいリスナーにも響く、90sヴォーカル・ディープハウスの真髄を味わえる一枚。 ■ Strobe Records – ST-007 ■ 1991 (CA) ■ Vinyl 12' ■ Media VG+ / Cover VG+ ■ Title A. When Luv's The Feeling (Hayden Andre Remix) 5:55 B1. Love Me, Love Me (Mixed By – Ron Allen) 6:22 B2. When Luv's The Feeling (Remix) (New York Mix) 4:38 Mixed By – Hayden Andre
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Mondo Grosso – Souffles H
¥1,500
SOLD OUT
日本発のアシッド/ディープハウス〜ジャズフレーバーの傑作。うねるアシッドシンセとしなやかなベースラインが絡み合い、音の波に身を任せる感覚を体験できる一枚。 タイトル「Souffles(息吹)」の通り、フロアでじわじわ熱を帯びるグルーヴと、聴き手の心を柔らかく包む余白感が絶妙に共存。ジャズ的なフレーズやコード進行も混ざり、単なるダンストラックではなく、音楽としての深みや聴き応えを提供する。 Mondo Grossoの持つ独自のセンスと日本的美学が光る、ディープかつアート感覚の高い名作。 ■ Nite Grooves - KNG-22 ■ 1995(US) ■ Vinyl 12' ■ Media EX+ / Cover EX+ ■ Title A1. Souffles H (Live At The Sound Factory Bar Mix) 5:53 Edited By Benji Candelario A2. Souffles H (MAW Dub Mix) 4:57 Remix by Masters At Work B1. Souffles H (Louie's Phunky Horns Mix) 6:29 Mixed By Joe Claussell, "Little" Louie Vega B2. Souffles H (King Street Club Mix) 6:42 Mixed By Joe Claussell, "Little" Louie Vega
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UR / The Turning Point
¥3,000
Underground Resistance黄金期を象徴する1997年作。 Mad Mike、Marc Floyd、そしてGerald Mitchellらによるスピリチュアルでハイテックなサウンドが炸裂するデトロイト・クラシック。 冒頭の「Soul Circuits」からURらしい黒いグルーヴが脈打ち、続く「Spirit Caller」はコズミックかつ祈りのような美しさでフロアを包み込む。 「Hi Tech Funk (Sonic Grits Mix)」では、タイトル通りのハイテック・ファンクが炸裂し、最終曲「First Galactic Baptist Church」ではデトロイトの信念とも言える”魂とテクノロジーの融合”を見事に体現。 URカタログの中でもストーリー性・完成度ともに屈指の名作。2枚組で構築された深い世界観は、まさにデトロイト・テクノの真髄。 ■ Underground Resistance – UR-042 ■ 1997 US ■ Media : Vinyl 12' x 2 ■ Condition : 盤 VG+ / ジャケット Generic A. Soul Circuits 5:32 B. Spirit Caller 6:25 C. Hi Tech Funk (Sonic Grits Mix) 6:51 D. First Galactic Baptist Church 10:56
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DJ Duke / Tribal Liberation
¥2,000
SOLD OUT
DJ Dukeによるトライバル・ハウスの傑作。 A面「The Sun Mix」はダンスフロア直撃のアフリカン・リズムが満載で、体が自然に揺れるグルーヴ感。 B面「The Earth Mix」はLonnie Liston Smithの名曲 Expansions を大胆にサンプリングしたジャズ・ファンクとの融合が圧巻で、深い余韻とフロア映えするトライバル感が絶妙に同居。 パーカッションとドラムが螺旋状に絡み合う90年代末のUSアンダーグラウンド・ハウスを代表する一枚で、今聴いても色褪せないグルーヴの魔力を感じられる。これはレコードでぜひ聴いていただきたい。 ■ Earth, Moon & Sun – EMS-02 ■ 1999 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG / ジャケット Generic ■ title A. Tribal Journey (The Sun Mix) B1. Tribal Journey (The Earth Mix) B2. Tribal Journey (The Moon Beats)
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Jovonn / Mo Soul E.P.
¥2,500
タイトル通り「ソウルの深層」そのものを掘り下げた傑作。 A面の “Lil Drummer Boy (Next Session Mix)” は、まさにJovonn節全開。 乾いたキックに乗るラフなハイハット、 そしてリズムマシンが叩き出す「生っぽいグルーヴ」。 音の余白に漂うアーシーな鍵盤が、ストリートとスピリチュアルの境界線を曖昧にする。 “Lil Drummer Boy”というタイトル通り、まるで黒人教会の礼拝に打ち鳴らされる ドラムの音が、そのままクラブへと流れ込んでくるような感覚。 B面の “Original Mix” はより土臭く、 まるでN.Y.ブルックリンの倉庫で鳴っていそうなロウ・ディープハウス。 ミニマルに繰り返されるベースのうねりが、 夜の体温をそのまま刻むようにじわじわと広がっていく。 そして “Skip 2 My Chords”——このタイトルにJovonnの哲学が凝縮されてる。 ハウスの根幹にある「コード・フィール」、つまり感情をグルーヴで語る術。 煌びやかな展開も派手なヴォーカルもいらない。 ただ純粋に、鍵盤のリフとベースラインが“信じる者の心”を揺らす。 Track Modeからのリリースというのも重要で、 当時のこのレーベルはディープハウスの精神的継承者たちの巣窟だった。 Glenn Underground、Theo Parrish、Ron Trentらと同じく、 Jovonnも「ハウスを通じてソウルを語る」最後の世代の一人。 アンダーグラウンドの灯を絶やさない一枚。 どこまでも黒く、どこまでも温かい。 “Mo Soul”という言葉の意味を、音で教えてくれる。 ■ Track Mode – TM-039 ■ 2002 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット Generic A. Lil Drummer Boy (Next Session Mix) B1. Lil Drummer Boy (Original Mix) B2. Skip 2 My Chords
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Kerri 'Kaos 6:23' Chandler / Ionosphere EP
¥5,500
このEPの凄みは、一聴して空気の密度が違うところ。 Kerri独特の「手触りのある音像」——暖かくも鋭いキック、 深く共鳴するローエンド、そして手弾きオルガンのようなシンセ。 まさに彼がスタジオで“ハウス・ミュージックを祈りに昇華させていた”時代の記録。 冒頭“No Surprise”は、重厚なビートの上で漂うコードとヴォイスサンプルが まるで宇宙の礼拝堂のような静寂さを醸し出す。 “Remember This”では、夜明け前の記憶をたぐるようなソウルが溶け込み、 まるでLarry Heardの系譜をKerri流に再定義したかのよう。 B面に進むと、“Glory To God”でそのスピリチュアル性が頂点に達する。 ゴスペル的なトーンとアーシーなビートが完全に融合し、 タイトル通り“神への栄光”そのもののような没入感。 そしてラストの“All Join Hands”は、 ディープハウスの枠を超えて、人と人をつなぐ音楽的儀式。 ⸻ この盤のKerriは、もはや「クラブトラックメイカー」ではなく、 ハウスを媒介に“信仰と共同体”を表現する作曲家。 SubwooferからのUKリリースという点も面白く、 当時ヨーロッパに伝播したニューアーク・スピリチュアル・ハウスの象徴的存在でもあります。 中古市場では近年さらに希少化。状態が良い盤もほとんど出回らないです。 フロアで、家で、夜中に、 ただ静かに針を落とせば分かる—— これが“Kerri Chandler”という魂の波動。 ちょっと大袈裟すぎたかw ■ Subwoofer – SUW003T ■ 1994 (UK) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット VG+ A1. No Surprise 9:23 A2. Remember This 5:30 B1. Glory To God 7:08 B2. All Join Hands 7:36
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Kamar / I Need You
¥3,000
Kerri Chandler主宰〈Madhouse Records〉初期の傑作。 Kamar名義でリリースされた本作は、Kerriらしい温かくもディープなベースラインと、教会的なスピリチュアル感漂うヴォーカルが見事に融合した90’sハウスの金字塔。 Original Styleは流麗なコードワークとグルーヴが絡み合うオーセンティックなクラブトラック、 Mad Vocalではヴォーカルの感情が前面に出たゴスペルハウス寄りの展開、 Big Dub Mad〜6:23 AgainではKerri独特の“夜の深みに沈むようなダブミックス”が炸裂。 NY〜NJハウスの文脈をそのままUKに伝えた重要盤。 Kerri Chandlerの精神が宿る、“リアル・ディープハウス”の原点。 ヴォーカルとダブの対比が美しく、今聴いても色褪せないクラシック。 ■ Madhouse Records – KCT 1004 ■ 1993 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット Generic A1. I Need You (Original Style) – 5:18 A2. I Need You (Mad Vocal) – 6:12 AA1. I Need You (Big Dub Mad) – 6:31 AA2. I Need You (6:23 Again) – 6:48
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Morel Inc. / Why Not Believe In Him
¥1,000
1995年、C + C Music FactoryのDavid Coleへ捧げられた、Morel inc.によるスピリチュアル・ハウスの名作。 “Thank you’s: To The Higher Power in memory of David Cole.”── このメッセージに象徴されるように、信仰・喪失・再生というテーマが力強く鳴り響く。 A面「The Club Mix」は、荘厳なオルガンとソウルフルなヴォーカルが織りなすディープハウスの極致。 B面「The Sunday Noon Mix」ではより祈りの色が濃く、まるで日曜の午後に照らす光のような浄化トラック。 Strictly Rhythm黄金期の中でも、特別なスピリットを宿した一枚。 ■ Strictly Rhythm – SR12326 ■ 1995 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット Generic A. Why Not Believe In Him (The Club Mix) 9:20 B. Why Not Believe In Him (The Sunday Noon Mix) 9:30
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Ron Wilson / Prove It To Me
¥2,000
静かな熱を持つ、Larry Heardプロデュースによる90年シカゴ・ヴォーカルハウスの名作。 Ron Wilsonのスモーキーなヴォーカルと、Larryらしい浮遊感あふれるサウンドデザインが見事に融合した、 まさに“ディープハウス”の美学を象徴する一枚。 A面「Club Mix」は、温かいベースと繊細なシンセが織りなす上品なグルーヴに、 胸に染みるようなヴォーカルが重なる極上のメロウトラック。 夜明け前のフロアで静かに光を放つような、タイムレスな1曲。 B面「Dub Mix」では、ヴォーカルを削ぎ落としながらビートの深さを際立たせ、 Larry Heardらしい“余白の美”が存分に味わえる仕上がり。 シカゴの熱気と繊細な叙情が共存する、Alleviated黄金期の真骨頂。 ■ Alleviated Records – ML-2209 ■ 1990 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット Generic
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Jan Helmerding / Reachin'
¥500
“ヨーロッパから見たUSハウス愛”が炸裂。 ドイツ産ハウスの中でも、ニューヨーク志向の温度とクラブ感をしっかり持った一枚。 A面「Reachin’」はタイトルどおり、鍵盤が伸びやかに“リーチ”してくる。 Slammin’ Keys Mixはグルーヴィーなベースに、軽やかなRhodesが舞うアップリフティング仕様。一方のMellows Vibeは深夜3時の柔らかい照明に似合う、スモーキーハウスの隠れ良トラック。 B面「Funky Shit」では少しラフなアプローチ。 とにかくZanzibar Editが最高。NYのガレージハウス黄金期を思わせる ラフなパーカッションとルーズなグルーヴで、Tony Humphries〜Timmy Regisfordラインに通じる匂いがする。 単なるトラック集ではなく、Jan Helmerding自身の視点で再解釈されたUSハウスの祝祭。A面での伸びやかな鍵盤の感触、B面でのルーズで生々しいパーカッションの手触り、どちらもヨーロッパ流のセンスでニューヨーク/シカゴのクラブ感を鮮やかに表現している。 ■ Club U Nite Records – CUNT 006 ■ 1997 (Ger) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット Generic A1. Reachin’ (Slammin’ Keys Mix) A2. Reachin’ (Mellows Vibe) B1. Funky Shit (Original Mix) B2. Funky Shit (Zanzibar Edit)
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Lost-N-Found Feat. Kara / Feel Free
¥1,000
2000年代初期のGossip Recordsから放たれたこの盤は、NYディープハウスの香りをしっかり残しつつ、モダンな空気感も感じさせる逸品。 軽やかに跳ねるキックに、ふわっと包み込むようなRhodesのコード。そこにKaraのソウルフルなヴォーカルが乗り、夜の空気に溶けるような美しさを放つ。✨ Vocal Mixはメロディと声のバランスが絶妙で、ウォームアップやラウンジ寄りのセットにもぴったり。 一方、Dub Mixは余分な要素を削ぎ落としたストイックなグルーヴで、NYハウスの職人技を感じる仕上がり。深夜のフロアをしっとり温めるのに最適。 どちらの面も派手さよりも“じわじわ効いてくる”タイプで、聴き込むほど味が出る。 クラシックと呼ぶにはまだ若いけど、確実に時代を超えて残る空気感を持ったレコード。 ■ Gossip Records – GG1032 ■ 2001 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット Generic A. Feel Free (Vocal Mix) B. Feel Free (Dub)
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Todd Terry Presents The Dream Team / Love Is What We Need
¥1,000
ハウス黎明期のNYとUKの橋渡しをしたTodd Terryによる“The Dream Team”名義。 サンプル、ブレイク、ジャッキンなグルーヴ──この時代のTodd Terryの音はすべてがクラブ仕様。 リミキサーとして参加しているのは、Roger Sanchez(S-Man)。 この“Brotherhood Mix”と“Ruff Dub”は、Toddの骨太なビートにS-Man流の洗練されたフィルター処理とロウなファンク感が融合した奇跡的なマッチアップ。 ハウスの黄金期を象徴する、 「Love」と「Groove」と「Dust」が詰まった1枚。 ガラージの熱気も、シカゴのタフさも、NYの洗練も全部入り。 90年代の空気をそのまま針に刻んだ、まさにハウスの教科書的盤。 ■ Narcotic – DEA01T ■ 1994 (UK) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット VG+ A. Love Is What We Need (S-Mans Brotherhood Mix) 8:35 B1. Love Is What We Need (S-Mans Ruff Dub) 8:35 B2. Love Is What We Need (Bamba Rubba Dub) 7:35
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Ace & The Sandman / Jamie Principle – House Of Trax Vol. 3
¥2,500
Rush Hourが手掛けた〈House Of Trax〉シリーズ第3弾。 NY〜シカゴの初期トラックスを現行クラブサウンドへと再提示する重要再発企画。 Ace & The Sandmanによるロウでアシッディなグルーヴ「Let Your Body Talk」と、Jamie Principleの名曲「Bad Boy」未発表ミックスを収録。初期ハウスの荒削りな魅力とセクシャルなヴォーカルが交錯する、リアルな80’sトラックス・ヴァイブ全開の1枚。 ■ Rush Hour - RH-TX3 ■ 2010 (Netherlands) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / ジャケット Generic ■ title A1. Ace & The Sandman / Let Your Body Talk A2. Jamie Principle / It's A Cold World B1. Jamie Principle / Bad Boy (Unreleased Mix) B2. Jamie Principle / Bad Boy (Original Mix)
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Maurizio / M4
¥6,000
【歴史的名作】 Basic Channelの片翼、Moritz Von OswaldによるMaurizio名義の中でも特に“究極の美学”とされる1枚。 1995年リリースというミニマルテクノの発展期にありながら、いまだにクラシックとして語り継がれる理由がこの盤には詰まっている。 A面では、深く沈み込むキックと霞のようなコードが無限に反響し、音の粒が空間を漂うような感覚を呼び起こす。 極限まで削ぎ落とされた構成ながら、わずかな揺らぎが“生命感”を宿す奇跡の反復音楽。 B面はより深く、低域にうねるベースと残響の残り香が交錯し、まるで地下から聴こえる深海のダブのよう。 デトロイトから受け継いだソウル、ジャマイカのダブエコー、そしてベルリンの無機質な空気。 それらすべてを抽出し、Maurizioは「テクノを精神的体験へと昇華」させた。 「音の少なさ」こそが豊かさであることを教えてくれる、永遠の基準点。 Jeff Mills、Ricardo Villalobos、Deepchord、Echospace──多くのアーティストがこの盤の影響を公言している。家宝級のレコード。 ■ Maurizio – M-4 ■ 1995年 (GER) ■ Vinyl 12' ■ Condition: Media EX+ / Cover Genric
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Risse – House Train
¥1,200
1988年リリース、ハウス・ミュージックの最初期を象徴する一曲。タイトル通り、疾走感あるビートとサンプルの反復が「列車の走行」を思わせるパワフルなクラブトラック。 リリース元はUKの名門 Jack Trax。シカゴ〜NYハウスをヨーロッパに紹介し、その文化を定着させた伝説的レーベル。この12インチでは、NY、LA、ロンドン、シカゴと4都市を冠したミックスが収録され、当時のハウスの拡散と多様性を示す象徴的な構成になっています。 特に注目は、シカゴ・ハウスの重要人物 Mike “Hitman” Wilson が手掛けたロンドン/シカゴ・ミックス。ラジオやクラブで鳴り響き、ハウスを世界に広めた一翼を担ったサウンドがここに凝縮。 この作品は、ハウスがまだ「一地方のシーン」だった時代から「世界的ムーブメント」へと駆け抜けていく、その瞬間を刻み込んだクラシック。まさに“House Train”というタイトル通り、音楽という列車が世界を横断する、その力強さを感じられる1枚。 ■ Jack Trax – 12 J TRAX 7 ■ 1988 (UK) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / Cover VG+
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Virgo / Free Yourself
¥2,500
SOLD OUT
シカゴ・ハウスの神髄、そして伝説 ― Virgo (a.k.a. Marshall Jefferson, Adonis, Vince Lawrence, Larry Heard といったTraxの錚々たる顔ぶれによるプロジェクト) の歴史的名曲「Free Yourself」。 オリジナルは1985年に録音されたとされ、TRAX Recordsの最初期を代表する楽曲のひとつとして、のちのディープハウス〜アンダーグラウンドの潮流に決定的な影響を与えた。 「Free Yourself」というタイトルが示すのは、単なるクラブ・アンセムではなく、解放のスローガン。 ミニマルなリズム、浮遊感のあるシンセ、そして魂を解き放つようなヴォーカルが絡み合い、ダンスフロアを“自由”という名の共同体へと変貌させる。Larry Heardの初期作品を思わせる深い温もりを持ちながら、シカゴのラフで生々しい質感を残しているのも魅力。 本作は1998年リイシュー盤だが、オリジナル盤を手に入れることは困難。この再発も当時から現場DJに重宝され続け、いまなお中古市場で根強く探されている。 シカゴ・ハウスの出発点にして、いまなお色褪せないメッセージを持つ歴史的名作。 「Free Yourself」― この言葉に尽きる。 ■ Trax Records – TX114 ■ 1998 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / Cover Generic
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Paperclip People / Throw // The Climax
¥2,000
デトロイト・テクノの巨匠 Carl Craig がPaperclip People名義で世に放った、ハウス〜テクノをまたぐ最重要トラックがこの一枚に集約。 A面「Throw」は、シカゴ・ハウスの源流ともいえるディスコ古典 Loleatta Holloway「Hit N’ Run」 を大胆サンプリング。Carl Craig流の構築美で約10分にわたり延々と沸点を上げていくモンスター・トラック。ディスコ的な反復と機械的なビートが融合した“これぞハウスの魔力”を体現する曲として、世界中のDJにプレイされ続けている。 B面「The Climax (PCP Ver.)」は、Carl Craigの別側面=デトロイト・テクノの叙情性をダンスフロアに落とし込んだ傑作。硬質なビートに包まれながら、徐々に迫り上がるシンセと構築的な展開で、フロア全体をカタルシスへ導く真の“クライマックス・トラック”に仕上がっている。 本盤は2004年にPlanet Eからリリースされた再発盤だが、オリジナルと同様にフロア・ユースとしての価値は不変。 DJなら持っていて当然、聴く者すべてを陶酔させる、時代を超えたマスターピース。 ■ Planet E – PE65275-1 ■ 2004 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / Cover Generic
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Second Crusade / Love And Happiness
¥1,000
Al Greenのソウル大名曲「Love And Happiness」を大胆にハウス解釈した95年のカルトクラシック。Second Crusadeによるこのカバーは、90’s USディープハウスの中でも群を抜く熱量を持った名作。 A面「Full Length Version」は11分超えのロング・ジャーニー。ソウルフルなヴォーカルとハウスグルーヴの反復が高揚感を増幅し、90年代フロアのピークを支えた1曲。 B1「Hunter’s Dub」はヴォーカルを削ぎ落とし、リズムとベースラインに焦点を当てたフロアライクな仕上がり。 B2「Got Me Groovin’ Mix」は軽快なビートに乗せたダンサブルなアプローチで、プレイの幅を広げる好バージョン。 USディープハウス黄金期の「ソウルフル×ハウス」の結晶とも言える1枚。オリジナルのメッセージを受け継ぎつつ、クラブの文脈で再生させた必携クラシック。 ■ Freeze Dance – 50109 12 ■ 1995 (US) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 VG+ / Cover Generic ■ title A. Love And Happiness (Full Length Version) 11:18 B1. Love And Happiness (Hunter's Dub) 5:16 B2. Love And Happiness (Got Me Groovin' Mix) 6:13
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Nuyorican Soul Featuring Jocelyn Brown & Roy Ayers / I Am The Black Gold Of The Sun / Sweet Tears
¥4,500
Nuyorican Soulの代表作にして、90年代クラブカルチャーを象徴する大名曲。 Gilles PetersonとNorman Jayが設立したTalkin’ Loudからリリースされたこと自体が、当時のUKクロスオーバーシーンの最前線を物語る。プロデュースはMasters At Work (Louie Vega & Kenny Dope)。NYのディープハウス・サウンドと、UKのジャズ/ソウル再評価ムーブメントが完全に交差した歴史的1枚。 A面「I Am The Black Gold Of The Sun」は、Jocelyn BrownとRoy Ayersをフィーチャーし、Dego率いる4 Heroがリミックス。壮大でスピリチュアル、かつクラブ仕様に仕立て直されたアレンジは今なお鳥肌モノ。90年代後半、世界中のフロアでアンセムとなった至極の1曲。 B面「Sweet Tears」もNYのディープハウス文脈に直結するソウルフルな暖かいグルーヴに包まれる傑作で、Masters At Workの真骨頂が味わえる。 1997年というハウス黄金期に、ハウスミュージックの可能性を拡張した「Nuyorican Soul」が残した最高到達点のひとつ。 90’sクラブクラシックの象徴的存在として、必ずレコード棚に収めておきたい作品。 ■ Talkin' Loud – TLXX 26 ■ 1997 (UK) ■ Vinyl 12' ■ Condition: 盤 EX / Cover EX ■ title A. I Am The Black Gold Of The Sun (4 Hero Remix) 8:27 B. Sweet Tears 6:27
